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STAFF VOICE スタッフブログ 円安・中古車輸出・古紙リサイクルの最新動向2026年10月

2026年10月の為替動向:1ドル158円台が輸出ビジネスに与える影響

2026年10月21日時点で、ドル円相場は1ドル=158.22円前後で推移しています。円安水準が続いていることは、日本から海外へモノを送り出す輸出ビジネス全般にとってプラスに働く面がある一方、市場によっては複雑な影響をもたらしています。今回は、国際物流の現場から見た「中古車輸出」と「古紙リサイクル・輸出」の最新動向を整理してご紹介します。

中古車輸出市場の最新動向:円安メリットと新たなリスク

円安局面は一般的に中古車輸出の追い風とされてきました。日本円で仕入れた中古車を外貨建てで販売する際、価格競争力が高まるためです。しかし2026年10月時点では、必ずしも単純な好況とは言えない状況も見え始めています。

国内の中古車販売大手に対し、証券アナリストが「円高進行による中古車輸出減少懸念」を理由に目標株価を引き下げるといった動きも報じられており、市場関係者の間では為替の先行きに対する警戒感が高まっています。また、韓国では2026年9月の自動車輸出が前年同期比5.5%減の約60.5億ドルとなり、中東情勢の悪化や中古車市場の冷え込みが要因として挙げられています。アジア圏全体で輸出環境が変化しつつある点は、日本の輸出事業者にとっても無視できないシグナルです。

一方、中国では新エネルギー車(NEV)の輸出比率が4カ月連続で50%を超えるなど、自動車輸出の構造そのものが変わりつつあります。EV・ハイブリッド車を含む次世代車両の国際輸送ニーズが高まる中、輸送品質や安全管理の重要性もこれまで以上に増しています。

古紙輸出・リサイクルの現場:国内回収網の充実と海外需要

古紙リサイクルの分野でも、注目すべき動きが続いています。国内では「24時間無料の古紙回収ステーション」が各地で増加しており、物流企業や小売店舗と連携した古紙・段ボール回収の取り組みも広がっています。回収量が増えることは、国内製紙工場への原料供給だけでなく、アジアを中心とした古紙輸出の安定的な供給基盤の強化にもつながります。

宮崎県の新木場リサイクルセンターでは、年間160万トンを超える古紙取扱量を記録し、全国トップ水準のヤード扱い量を誇るなど、国内の古紙流通インフラも着実に整備が進んでいます。こうした回収・集積の仕組みが充実するほど、港からの輸出ロットをまとめやすくなり、輸出コストの効率化にもつながります。

山王物流の国際複合輸送サービスが果たす役割

神戸港・沖縄を拠点とする山王物流では、こうした市場環境の変化に対応した国際複合輸送サービスを提供しています。中古車輸出については、車両の適切な梱包・固縛から船積み手配・通関書類の作成まで、フォワーダーとして一貫してサポートしています。EV・ハイブリッド車など新世代車両特有のリチウムイオンバッテリーに関わる輸送規制にも対応しており、安心してご相談いただける体制を整えています。

古紙輸出においても、国内各地での集荷・コンテナ積みから仕向け地への海上輸送まで、トータルでご支援しています。為替動向や現地の需給状況を踏まえた出荷タイミングのご相談も承っており、輸出経験が浅いお客様にも丁寧に対応しています。

変化する市場を、物流の力で乗り越える

円安・地政学リスク・EVシフトなど、国際物流を取り巻く環境は常に変化しています。だからこそ、最新の市場情報を把握しながら柔軟に動けるパートナーの存在が重要です。山王物流は引き続き、神戸・沖縄を起点に、お客様の海外展開を物流面からしっかりと支えてまいります。中古車輸出や古紙輸出に関するご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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