山王物流株式会社

スタッフブログ

STAFF VOICE スタッフブログ 円安160円台・中古車輸出分散化・古紙需要増——2026年秋の国際物流トレンドを読む

1ドル160円台——円安が国際物流に与える影響

2026年9月2日時点の為替レートは、1ドル=160.11円。依然として円安水準が続いています。輸出業者にとっては商品の価格競争力が高まる一方、輸入コストの上昇や外貨建て運賃の負担増といった二面性があるのが現状です。国際物流を担うフォワーダー(国際貨物輸送の手配業者)の立場から見ると、この為替水準は「輸出需要の追い風」であると同時に、コスト管理の重要性が増す局面でもあります。神戸港を拠点とする山王物流でも、お客様から為替動向に関する問い合わせが増えている時期です。

中古車輸出の最新動向——仕向け先の分散戦略が加速

2026年7月の中古車輸出統計が公表され、業界内で注目を集めています。特に話題となっているのが「輸出先の分散化」です。長らく主要市場であった中東地域では地政学的リスクが続いており、各事業者がアフリカ・東南アジア・中央アジアなど複数市場への展開を強化することで、リスクを分散させる動きが広がっています。

また、中国の自動車輸出が2カ月連続で100万台を超えたというニュースも注目点です。NEV(新エネルギー車)シフトの加速により、日本の中古車市場にも間接的な競合圧力がかかりつつあります。こうした変化の中で、輸出先の多角化と迅速な船積み手配が、日本の中古車輸出事業者にとってますます重要な競争力となっています。山王物流では、神戸港・沖縄を活用した中古車輸出サポートを行っており、仕向け地に応じた最適なルート提案が可能です。

古紙輸出・リサイクルの現場——需給が動き出した秋

古紙市場にも注目すべき動きがあります。最新の業界データによると、段ボール古紙をはじめとする主要3品種で生産・消費ともに増加傾向が見られ、回収量も伸びています。全国の生協リサイクル施設では約20万トンの古紙を回収しており、そのうち商品カタログ類が71%を占めるという調査結果も報告されています。

古紙は日本から中国・韓国・東南アジアなどへ輸出される主要リサイクル資源のひとつです。円安局面では輸出採算が改善しやすく、今秋は古紙輸出の動きが活発化する可能性があります。一方で、コンテナ手配や船腹スペースの確保が課題となるケースも多く、信頼できるフォワーダーとの連携が安定的な輸出を支える鍵となります。山王物流では古紙の国際輸送にも対応しており、継続的な輸出量がある荷主様には定期的なスペース確保のご提案も行っています。

国際複合輸送で変化に対応する——山王物流のアプローチ

円安・地政学リスク・市場の多様化——これらの変化に柔軟に対応するために重要なのが、国際複合輸送の活用です。海上輸送・陸上輸送・場合によっては航空輸送を組み合わせることで、コストと納期のバランスを最適化できます。

山王物流は神戸港と沖縄を拠点に、中古車輸出・古紙輸出・一般貨物を含む幅広い国際輸送に対応しています。特に沖縄は東アジア・東南アジアへのアクセスに優れた地理的優位性を持ち、輸出拠点としての活用が広がっています。為替や市況の変動が続く中、輸送ルートや手配タイミングを柔軟に見直せるパートナー選びが、輸出ビジネスの安定につながるのではないでしょうか。

最新の物流動向や輸出手続きに関するご相談は、山王物流までお気軽にお問い合わせください。

CONTACT お問い合わせ ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

CONTACT US

TOP