1ドル159円台——円安が輸出ビジネスに追い風をもたらす
2026年8月26日時点の為替レートは、1ドル=159.25円前後で推移しています。依然として円安水準が続いており、日本から海外へ商品を輸出する事業者にとっては、価格競争力が高まりやすい局面です。輸出品の現地価格が相対的に割安になるため、中古車や古紙・資源ごみなど、日本から輸出される多くの品目で需要が下支えされています。為替の動向は輸出ビジネスの収益性に直結するため、物流パートナーを選ぶ際にも、為替リスクへの理解が深いフォワーダーと連携することが重要です。
中古車輸出市場——名古屋港でも輸出23%増の好調ぶり
国内の中古車輸出市場は、2026年も堅調な推移を見せています。名古屋港における2026年7月の自動車輸出台数は前年同月比23%増と、過去最高水準を更新したことが報告されています。円安による割安感に加え、アフリカ・中東・東南アジアなどの新興国市場での日本車需要が根強いことが背景にあります。
一方、グローバルな文脈では、中国の自動車輸出が急拡大しており、完成車輸出は前年比54%増、さらに2カ月連続で月間100万台を突破したとも伝えられています。通年では1,200万台に達するとの見通しもあり、中国メーカーが世界市場でのプレゼンスを急速に高めています。日本の中古車輸出業者にとっては、競合環境の変化を踏まえながら、ターゲット市場や輸送ルートの見直しを検討する時期に来ているといえるでしょう。
神戸港を拠点とする山王物流では、中古車輸出に対応したRORO船手配や、コンテナ輸送を組み合わせた柔軟な国際複合輸送サービスを提供しています。仕向地や車両の状態に合わせた最適な輸送プランをご提案できますので、輸出先の拡大を検討されている事業者の方はお気軽にご相談ください。
古紙輸出・リサイクル業界——安全管理と輸出需要の両面に注目
古紙・リサイクル業界では、2026年8月に愛知県内のリサイクル工場で火災が相次いで発生したことが報告されています。古紙やプラスチック、金属スクラップなどが保管・処理される施設では、夏場の高温や乾燥が出火リスクを高めることがあります。業界全体として、保管環境の見直しや防火体制の強化が改めて求められている状況です。
こうした国内課題がある一方、古紙の海外輸出需要は引き続き底堅く推移しています。円安の恩恵を受け、日本の古紙は東南アジアや中国市場において価格競争力を維持しています。段ボール原紙や新聞古紙などの需要は、現地の製紙産業の成長とともに安定した引き合いが続いています。
山王物流では、古紙輸出における梱包・コンテナ詰め作業から海上輸送の手配まで、ワンストップで対応する古紙輸出サービスを展開しています。沖縄・神戸の両拠点から、アジア各港への輸送ルートを効率的につなぐことが可能です。
フォワーダーとして、変化する市場を一緒にナビゲート
為替変動・競合環境の変化・安全管理の強化——2026年の輸出ビジネスは、これまで以上に多くの要素を同時に見極める力が求められています。国際物流の専門家であるフォワーダーは、単なる「運ぶ会社」ではなく、通関・書類手配・リスク管理まで含めたビジネスパートナーです。山王物流は、神戸港・沖縄を拠点に、中古車輸出・古紙輸出・国際複合輸送を中心としたサービスで、お客様の輸出ビジネスを総合的にサポートしています。市場の変化に対応したご提案をご希望の方は、ぜひお問い合わせください。