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STAFF VOICE スタッフブログ 【中国が日本からの食品輸入を規制強化!?国際物流への影響】

こんにちは!🏢ゴタンダです。

この記事は、中小企業で中国に食品を輸出をされている方に参考になれば幸いです。日本から中国の食品規制に関して不安がある方にご提案させて頂きます。

 

<中国が日本からの食品輸入を規制強化による国際物流への影響>


福島第一原発の処理水をめぐる問題で中国が日本産食品の輸入規制を強化しています。

<中国が輸入規制を強化した背景>

中国が輸入規制を強化した背景には、日本政府が福島第一原発事故において原子炉の冷却などに使用された処理水を海洋放出する方針を決めました。
日本政府は今年夏にも放出することで検討しているとのことで、地元の福島の漁業関係者や中国、太平洋の国々から反対の声も出ています。

輸入規制を強化したことにより、日本の水産加工会社や現地の日本食レストランでも水産物が入ってこないなどの影響が出始めています。

鮮度が命の水産物は無事通関でき、輸入されたとしても検査に時間を要してしまう場合、届いたときにはダメになってしまうケースもあるそうです。

また、香港政府も福島第一原発の処理水が海洋放出されれば、10都県の水産物を輸入禁止とすると発表しました。

2011年の原発事故以降、中国はすでに10都県産の食品と飼料の輸入を停止しており、香港もそれに合わせる形となります。

中国と香港は日本にとって水産物の最大の輸出相手先になり、1位と2位を占めています。
10都県は、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟、長野

中国では、税関当局が日本から輸入する水産物について放射性物質の検査を厳しくする方針を示しており、従来より長い間、検査のために留め置かれ輸出が滞っている状況です。

これまでは、一部を対象にサンプル検査をしていたが、全量検査に切り替えたとみられています。


<日中間の農林水産物・食品輸出の貿易状況>

上記のデータから
水産物が約871億円も中国に輸出されているデータとなり中国以外の販売先ルートを確保するか物流の工夫をするかの2択となる。

※JETRO、農林水産省参照

<3PL(サードパーティー・ロジスティクス)・フォワーダーの重要性>


日本の輸出業者から中国向けに出された水産物などは、冷蔵品の場合約2週間、冷凍品の場合約1カ月検査に時間を要する見込みです。
輸出の市場が大きい品目の規制になるので特に中小企業の荷主は非常にお困りだと思われます。
解決策は2つ
① 中国の販売先を転換させる。
② 物流の改革をフォワーダーと販売先と協力して3PL(サードパーティー・ロジスティクス)を行う。
大きく分けて2つになると思います。
弊社のご提案では②の部分となり具体的に言うとまず船会社との交渉によりフリータイムを最大まで伸ばす。ホタテを扱う冷凍食品の荷主様の貨物を1カ月近く延長した実績があります。
また中国側の保税の冷凍冷蔵倉庫にてしっかり品質管理を行い、検査を行っていく。
こうした取り組みを行うことにより貿易の商売が継続できるのではと考えられますし弊社の中国代理店と共にお手伝いできるのではないかと考えています。


<まとめ>


もしお困りの点がありましたら
『国際物流コスト削減のための無料アドバイス』を行っています。

弊社は

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