明けましておめでとうございます。 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
沖縄・神戸の山王物流代表のトクダです!
年末年始は子供が小さいこともあり家でゆっくりと家族と過ごすことが出来リフレッシュが出来ました。
本日から仕事始めの方々も多いのではないでしょうか? 弊社でも本日より2022年のスタートとなっております。
今年は、『試行錯誤』をテーマに置き社員一同尽力尽くしていきたいと思います。 やはり凝り固まった思考でやる前から出来ないと嘆いても意味がありません。 出来なかった事!を出来る!に増やしていくことが大切だと考えて今年1年走っていきます。
ピンチの中でも何か活路があるのではないか?と日々試行錯誤しながらお客様に提供できるサービスの質を上げていければと思っています。
さて本題ですが、現時点での2022年の海上コンテナ輸送の展望していきたいと思います。 また 2022年の海上輸送の見通しを触れるにあたって欧米国港の今後が非常にキーポイントとなりますので欧米国にスポットライトを当てて 2021年を振り返ってみます。
欧米港での動きが解消のキーポイント!?
2021年は、想定外の荷動き急回復により需要が逼迫し、コンテナとスペースの不足、それに伴う海上運賃の高騰といった波乱の幕開けからスタートしました。 輸出では 特に40ft コンテナが不足し弊社でも20ftなど代替え案などでなんとか輸送手配を行っておりました。 負のサイクルはその後も続き 貨物量急増で港が混雑⇒大幅な混雑・遅延による船の回転不足で供給量が減少⇒コンテナ、スペースの需要逼迫⇒運賃高騰 ザックリこのような現象がなんども繰り返されていました。
それに踏まえ米国・中国の貿易摩擦により米国の輸入が減るかと思われたが逆に荷動きは増えています。
2021年1~10月 中国⇒米国向け1033万TEUとなり前年比18.8%増となっています。 またベトナム⇒米国向けに関しても2021年1~10月 205.4万TEUとなり前年比29%増と好調となっています。
運賃高止まり解消時期は!?
コロナの影響によりコンテナ船の回転不足から起きた運賃高騰だが 供給が極端に不足しているのにも関わらず需要が拡大していることにより信じられない運賃レベルに到達してしまっています。
ただ、米国では供給不足と輸入運賃の高騰を背景に、インフレ懸念が高まっています。 そうなると購買意欲が下がり輸入ラッシュも緩和していくのではないかと考えられます。 またコロナが収まりモノだけではなくサービス分野にも消費がいくようになれば緩和に向かう前兆になると考えられます。
そうすると貨物ラッシュが落ち着き海上運賃も落ち着いていくとはずですが、時間はかかると考えられます。 しかしそういった状況化を現実的に受け止めその中でも弊社が出来ることを着実に行うことが重要だと考えていますので景気回復までもうひと踏ん張りしていきます。
以上2022年 物流 見通し(個人的な主観含む)でした。 引き続き国際物流の動きの情報もチェックしていきたいと思います。