スタッフブログ 中小企業の2代目事業継承について
こんにちわ!
神戸・沖縄の貿易物流会社の代表トクダです<(_ _)>
最近とあるセミナーで中小企業の事業継承についてどうあるべきか考えることがありました。
自社内での事業継承は大きく分けると3種類に分かれると思います。
●他人継承
●親子継承
●義理親子継承
それぞれ継承された立場が全く違う3人の代表の方にお話をお伺いしました。
A社 他人継承のパターン
同じ業界で別会社で働いており、現在のA社に入社。
営業の面や、事業に関しては全て任されていた背景もあり、A社先代が体調を崩されたタイミングで他人継承。
B社 親子継承のパターン
三代目継承に向け実の親のB社に入社。
下積み時代を得て計画的親子継承。
C社 義理親子継承のパターン
別業界でサラリーマンをしていたが、結婚を機に娘婿として入社。
現在専務取締役として義理の父親のサポートを行い、近年継承予定。
三者三様の意見や思いが飛び交うのかなと思っていましたが、
意外にも継承されたお三方の共通点がありました。
『継承したその日から継承する事を考えてている』
継承する側は、される側と違って色々な準備をしてあげれるので継承される側に色々な可能性を示すことが使命だと思い日々事業拡大のチャンスを探しているとの事でした。
実は私も、2021年8月に義理親子継承をさせて頂きました。私の場合は、C社のパターンに近いです。
今回の学びを私なりに落とし込んだ継承とはの答えは
松下幸之助先生のお言葉をお借りして
『守・破・離』
ではないかなと思っております。
“守”とは師に忠実に学び、倣い、励むこと。そしてその師からの教えを吸収消化したうえで、自分流をみつけるのが“破”。さらにはその守・破の2ステージを超えて、何ものにもとらわれず、自分らしさを開花させるのが“離”。
これを行えるものが次なる継承者に色々な可能性を示してあげることが出来るのではないかと思います。
以上、事業継承についての持論でした。