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STAFF VOICE スタッフブログ 【電気自動車(EV車)の輸出輸送規制!?】

こんにちは!ゴタンダデス。

この記事はEV車の輸出検討されている企業の方に役立つ内容となっております。

 

<電気自動車(EV車)の輸出輸送規制背景例>

日本時間の7/26午前にオランダ沖で自動車運搬船が火災を起こし乗組員1人が死亡しました。他の乗組員はヘリコプターと救命ボートで救助されました。

 

当局によると、愛媛県今治市の正栄汽船が所有する自動車運搬船「フリマントル・ハイウエー」でドイツのブレーマーハーフェン港に寄港したのちエジプトのポートサイドへ向かっている途中での事故でした。

 

消火活動に当たっているオランダ沿岸警備隊は出火原因は不明としています。

 

船をチャーターしている川崎汽船は合計3783台が積まれており、うち498台がEV車と明らかにしています。オランダ通信社ANPは匿名の沿岸警備隊当局者の話を引用し、EV車の1台で出火した可能性があり、火災が数日続くかもしれないと伝えました。


また、EV自動車が積載されており消火活動に影響を与えています。

リチウムイオン電池で火災が発生した場合、ガソリンの火災より温度が高くなり、燃焼時間も長く、完全な消火も困難な場合があり、一度消火しても数時間後ないし数日後に再び出火することがあります。

 

 

 

 

 

 

 

〇EV車の火災要因

リチウムイオン電池を搭載しているBEVやPHEVなどは、事故などで損傷するとショートを起こして発熱する。さらに、熱は他のバッテリーにも次々と伝わり、発熱が連鎖する”熱暴走”状態になる。熱暴走が始まると、火が消えていても自己発熱が続き、やがて発火してしまう。これが理由で、EV火災の消火には大量の水で長時間の放水を要することが問題となっている。

 

ソース:消火した5日後にまた燃えた!? EV火災の怖さと、斬新すぎる対策とは?(くるくら) – Yahoo!ニュース

自動車運搬船「フリマントル・ハイウエー」の消火の様子

Netherlands Goastguardより

 

 

 

 

<船会社のEV車拒否理由>

ノルウェーの海運業者が「今後EVは運ばない」と宣言し、「火災が起きることが怖いのではなく、EVの火災は消火できないことが怖いから」と説明しました。

 

実際に火の勢いがおさまったのは約1週間燃え続けた後でした。

 

8月3日、2艘の特殊船が曳航に成功し貨物船は、時速5.5kmで緩々と移動し、損壊することもなく目的地であるエームスハーフェン港に着きました。

 

〈電気自動車(EV車の輸出代行お手伝いします)〉

ノルウェーの海運業者がEV車の積載をやめるとの発表があり他の海運業者が同様の措置をとる可能性もあります。

 

今まで使っていた船会社が急にEV車や自動車を運んでくれなくなった、、などの事態が起こるかもしれません。

そういった場合に代替案や効率の良い他ルートや他船社をご提案するのが

私たちフォワーダーの仕事です。

今回は自動車運搬船での事故でしたが、現在はコンテナ運賃の下降が続いており、自動車運搬船ではなくコンテナ船を使った輸出も増えております。お客様の要望に沿ったプランをご提案します。

 

弊社は現在もEV車を輸出している実績もあります!

書類、VAN詰め、通関、海上輸送できますのでまずは無料御見積相談からさせて頂きます。

 

 

 

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