山王物流株式会社

スタッフブログ

STAFF VOICE スタッフブログ 円安・中古車輸出・古紙リサイクル最新動向|神戸港発の国際物流いま

2026年夏の為替動向——1ドル159円台が物流に与える影響

2026年8月12日時点の為替レートは、1ドル=159.29円。依然として円安水準が続いており、輸出関連ビジネスにとっては追い風となる局面が続いています。実際、2026年上半期の経常収支は17兆円超の黒字と過去最大を記録し、半導体とならんで自動車輸出がその牽引役となったことが報じられました。円安によって日本からの輸出品の価格競争力が高まるため、海外バイヤーにとって日本の中古車や再生資源はより魅力的な選択肢になっています。物流の現場でも、引き合いの多さを肌で感じる夏となっています。

中古車輸出の最新動向——好調な統計の裏にある地政学リスク

グーネット自動車流通が公表した2026年4月の中古車輸出統計では、引き続き堅調な輸出台数が確認されています。一方で、気になるニュースも出てきました。JETROが7月末に報告したホルムズ海峡封鎖問題です。中東を経由する航路に影響が出れば、アフリカ・中東方面への中古車輸出ルートにも遅延や迂回コストが生じる可能性があります。

また、メキシコでは7月の自動車輸出が前年比9.7%減と2カ月連続のマイナスを記録。北米市場における需要変動が、グローバルな中古車流通にも波及しつつあります。こうした地政学・経済リスクを踏まえ、輸出ルートや積み地を柔軟に選択できる体制が、いまの国際物流には求められています。

神戸港は日本を代表する自動車輸出拠点のひとつです。山王物流では、神戸港を起点とした中古車輸出サポートを行っており、仕向け地や船腹状況に応じた最適なルート提案を得意としています。

古紙輸出・リサイクル動向——国内の意識向上が輸出市場にも連動

国内では夏休みシーズンを中心に、古紙リサイクルへの関心が高まっています。岡山市では親子を対象とした古紙からはがきを作る体験イベントが開催され、福井県でも使用済みカレンダーの古紙回収体験が実施されました。コクヨグループが排出古紙を活用したオリジナル封筒を採用したニュースも話題となり、企業レベルでの循環利用への取り組みも加速しています。

こうした国内リサイクル意識の向上は、古紙輸出の安定した供給基盤にも直結します。回収・選別された古紙は製紙原料として東南アジアや中国などへ輸出されており、国際的な資源循環の重要な一翼を担っています。円安によって輸出採算も改善傾向にある現在、古紙輸出ビジネスへの関心は事業者の間で再び高まりを見せています。

山王物流では、古紙をはじめとする再生資源の国際輸送にも対応しており、沖縄・神戸の両拠点を活かした柔軟なオペレーションが強みです。

国際複合輸送で、変化する市場に対応する

中古車輸出・古紙輸出いずれに共通して言えるのは、「単一ルートへの依存リスク」が高まっているという点です。ホルムズ海峡問題や市場変動に対応するためには、海上・陸上・航空を組み合わせた国際複合輸送の活用が有効です。フォワーダーとして複数の選択肢を持ち、状況に応じてルートを切り替える柔軟性こそが、荷主企業のリスクヘッジにつながります。

山王物流は、神戸・沖縄を拠点に、中古車輸出・古紙輸出・国際複合輸送を一体的にサポートできる体制を整えています。為替や地政学リスクが複雑に絡み合う現在、まずはお気軽にご相談ください。

CONTACT お問い合わせ ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

CONTACT US

TOP