こんにちは!
沖縄・神戸の山王物流代表のトクダです!
本日は、ロシア ウクライナ情勢がどう物流に影響していくのか考察していきます。
船会社の対応
船社では、Maersk、MSC、CMA CGMは3月1日から、食料品、医療品、人道支援を除き、ロシア発着の貨物サービスを停止しました。
また一部韓国系船社もロシア向けを今月が最後で停止することになりました。
ロシアにあるコンテナをどう回収するのかというところはまだ不透明みたいですが、様子を見て回収をしにいくのではないかと考えられます。
まず影響が出てくるのは原油の価格高騰によるチャージ代の値上げ。
原油の生産量が世界で3番目に多いロシア。国際社会による経済制裁で、ロシア産の原油が出回らなくなると、世界的な供給不足になり、原油価格がさらに上がることが心配されています。
ロシアのシベリア鉄道での輸送車両も減少していることから 海上輸送に切り替えないといけないと考えられます。
となると・・・
コンテナ貨物がうまく回らないことから始まった海上運賃の高騰、コンテナ不足、スペース不足に拍車をかけてしまうことが予測されます…
ポジティブな予想転換をしたいところですが、現状はこの情勢を受け止めて対策を取って行くことが現実的なのかもしれません…
また進展があれば更新していければと思います。
最後に
心から平和を望み一刻も早くロシア ウクライナ情勢がピースフルに解決出来ることを強く望みます。
※個人的な予想も含めておりますのでご了承ください。